東京都中央卸売市場世田谷市場花き部では、切り花・蘭鉢の取り扱いが中心の当社と、鉢物の取り扱いが中心の株式会社東京砧花き園芸市場の2社が、曜日ごとに交互にせりを開催しています。 「せり」とは売り主が、公開の場で買い手に値をつけさせ、最高値をつけた人に販売するオークションのことです。

せりには水産物や野菜の取引で採用される固定せりや移動せり、そして食肉などで採用される機械せりなど、取扱い品目によってさまざま種類がありますが、世田谷市場花き部では、コンピュータを使った自動せり機による「機械せり」が使われています。

オークションの流れ

買参人は、正面に配置されたせり時計と呼ばれる大きな電光表示板に表示される情報と、事前に見本品を確認して、オークションに参加します。この方式により、膨大な品種や物流量にも関わらず、効率的かつ正確に適正価格を決めることができます。

高い値から下げていく「下げぜり」方式で、買参人は徐々に下がって行く表示板上の価格が買いたい値段になったときに、手元のボタンを押します。最初にボタンを押した人が買うことができる早い者勝ちのスタイルです。

設備

ひろく清潔感のあるせり場は、買参人席500席・買参人端末320機・せりレーン8レーンを有し、後部席からでも確認しやすい100インチの大型プロジェクターにより商品情報を同時に伝達。買参人席に設置された、操作性の良いキーボードにて商品の品質を見極めながらせり値を決定でき、スムーズな取引が可能です。

リモートでの参加

当社せりシステム(live-bid setagaya)は、webに安定的に接続できる環境であれば、お持ちのPCやタブレットを使用して、どこからでもせりに参加できます。
音声をONにするとせり人の声も聞けますので、より臨場感が高まります。

  • リモートでのせり参加は当社との売買契約と当社『フラワーネットサービス』へのお申し込みが必要です。詳細は、担当者にお問い合わせください。